太陽

槇原敬之( Noriyuki Makihara ) 太陽專輯

10.太陽

作詞:NORIYUKI MAKIHARA
作曲:NORIYUKI MAKIHARA

僕らにかかった雨雲は
すべてを隠し試した
信じたもの全て嘘にするなら
この雨をやませてやると

僕はそのとき思い返してた
あの夜風に追いやられ
逃げる雲さえきれいに染める
夕焼けを見たことを

美しさは変わらない
もしも変わるとすれば
それを映す人の気持ちが
変わるだけだから

何も求めずに 何も変わらずに
いつも僕らを照らす太陽を
この暗闇の中 雨に打たれながら
ずっと待ち続けた
そうして今僕は 明るい日差しの中で
ずぶぬれになった僕に
変わらない あのぬくもりを
また感じ初めていた

確かに一度も迷わずに
いられた訳じゃないんだ
疑うことで本当の事が
確かめられる時もある

例えばあの時の雨雲が
僕らにかからなければ
前より強いこの気持ちを
感じられていただろうか

誰かのための幸せを
当たり前の様に祈りたい
今の僕に必要なのは
ただその一つだけ

何も求めずに 何も変わらずに
いつも僕らを照らす太陽を
この暗闇の中 雨に打たれながら
ずっと待ち続けた
そうして今僕は 明るい日差しの中で
このぬくもりをあたりまえに
感じていた僕に 初めて気付いた

今まで一度も自分に
嘘をついたことは無いか?
違うのに正しいと
やり過ごしたことは無かったか?

問いかけた時僕は気付く
喜びも悲しみも
自分がすべて選び心に
招き入れていることに

何も求めずに 何も変わらずに
いつも僕らを照らす太陽を
この暗闇の中 雨に打たれながら
ずっと待ち続けた

当てのない不安で 容易く変わるような
ものを僕は もう信じたくない
僕の見上げた空に 太陽があるから

それがとても嬉しいから